Kindle Unlimitedが出て、人生の目標を見失いかけている件
出る出るとは聞いていたけれどKindle Unlimitedが出て衝撃だった。
ほんまにこれはいくらでも時間が潰せてしまう。
月980円で読み放題というのが恐ろしい。
これが手元のスマートフォンでも、どこでもなんでも読めてしまう。
考えても見てほしい。
例えば自分が将来、うなるほどお金持ちになってリタイアしたとして
「ふふふ そしたら、自分の家には書斎なんか構築しちゃおっかなーでもって、本棚には好きな本とかマンガとかを好きなだけたくさん並べていつでも自由に読めるようにしちゃおう。うわぁ贅沢!」
みたいな妄想をしたことがある人がおおいと思う。
でも、今日、その必要はなくなった。資産も必要なく月980円はらったら、今日からそれがスタートだ。
お気に入りのカフェでラテをすすりながらでもいいし、日当たりの良い近くの公園のベンチでもいいし、あるいは南国のハンモックでもいいし、そこがあなたの書斎になる。むしろ書斎を持つより贅沢じゃないか?
別に事業を起こして資産をつくらなくても、生活保護者でも今すぐ余裕でできる。
そして、たとえば、僕が事業に大失敗をして街中の人から白い目で見られるようなことがあったとして、あるいは畜生にも劣る人道に反する犯罪行為に手を染めたとしても、amazonはたぶん何も差別なく変わらずサービスを提供するだろう。
どこで聞いたか忘れたけれど、amazon ベーシックインカム説というのを聞いてすごくハラオチした。
今でこそ音楽や本や映画だけだけど、amazonのことだからそのうち食料品や日常品の定額プランとかもでてくることだろう。
月々◯◯円で、一月分の生活用品をまとめてお届け! とか、プライム会員なら毎月服を1着送ります! とかだったら、たぶん僕はズボラなのでそれを受け入れると思う。むしろわざわざ毎月高い金払ってなんで買わなきゃならないんだみたいな感じになると思う。
というとこののままいくともはや毎月10万かそこらほどAmazonに払えば、もはや人として、おそらく圧倒的自由で豊かな生活というのが手に入ってしまうことになる。
「健康で文化的な最低限度の生活」を送るために毎月10万かそこらの金を底辺に生活保護としてめぐんでやりましょうみたいな世界観が、
月10万かそこらを払えば、あなたはいつでも数十万曲の音楽が自由に聞けて、数十万本の映画が見れて、数十万冊の本が読めて、数十万着の服を自由に選んで、数十万食の食事を好きなだけ食べることができる「健康で文化的な最高の生活」になるってことだ。
みたいな時代になったとしたら、だとしたら、あなたの人生にとってお金持ちになって、豊かになるとはいったい何の価値のことを指すのだろう? あるいは人生の失敗とは一体なんになるんだろう。
これはとんでもない時代になってしまったと思う。。。