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発見1 まずミッションから初めよ。

ビジネスを始めようと思い立った起業家が最初にすべきことは何だろうか? 

 

僕はミッションから始めるべきだと思う。

 

「ミッション」は経営トップの交代や環境変化があっても簡単に変更されることのない企業の長期的・普遍的な価値観や存在理由を体現するもので、「ビジョン」は望ましい組織の将来像を具体的に示すもので、現在のような変化の激しい時代では中期的なものである。

 

ミッションやらビジョンというと日本語では経営理念などと訳され会社のホームページにちょろっと書いてある、「お客様のために」とか「よりよい社会の実現」とか当たりさわいのなりそれらしい言葉、を思い浮かべる人が多いと思う。

実際、会社がある程度軌道にのったところで、それっぽく後付けでつけることも少なくないし、多分働いている人もそこまで意識している人は多くないと思う。

 

しかしながら何か大きなことを成し遂げるためにはミッションは必ず必要だ。この会社が何のために生まれ、何のために生きるのかというDNAを会社に刻むこと、そしてそれを定義できるのは創業社長、つまるところ起業家だけだ。

 

アポロ11号は、月に人類を送り込むという明確なミッションを持っていたから、1960年代、まだパソコンもない時代に月へたどり着いた。

少しずつ飛行機を改良していって、月を目指そうという考え方では多分今の時代でも月に行くこともできないだろう。

 

だから僕は何も始まってない、何もない会社設立のときこそミッションとビジョンを考え抜くべきだと思う。

 

論語に「朝に道を聞きては夕べに死すとも可なり。」という言葉がある。大好きな言葉だ。

 

訳すと、朝、自分が目指すべき正しい志を見つけたら、その日の夕方にはもう死んでもよいと、いうことである。

 

諦めなければ夢がかなうとか、そういう今流行りのきれいごととは一線を画した重みのある言葉、

 

つまるところそれくらいの覚悟で生きろ、ということだ。

 

自らの生きるためのミッションを定義し、そしてそれを実現するために会社というものをつくりビジネスを興し、後世へと引き継がせる、これこそ起業の醍醐味であると思う。

 

だからもし朝、目が覚めたとき、その日一番自分にとって大切なことがミッションのことじゃない、自分は夕べに死にたくないと思ったとき、それはもうあなたは起業家ではなくなったということなんだと思う。