発見2 自分の本質的な欲望と常に向き合うこと。
一攫千金を狙って起業する、悪くないと思います。
社会問題を解決するために立ちあがる、悪くないと思います。
ただ、それが本当に自分のしたいことかということは常に自分と向き合って考えていく、それがとても大事です。
何事もそうですが、ビジネスがうまく順調に行く事ということはそうそうありません。
時には、「なんで俺こんなことになっているんだっけ?」と思わず独り言をつぶやいてしまうような、惨めな状態に陥る事も多々あるでしょう。
そんなとき、今自分がやっていることに胸を張れますか。それがあなたの人生を賭けてまでやるべきことだと言えますか?
本当に自分はオンラインで靴を売りたかったのでしょうか?
なんとなくシリコンバレーで流行ってたからと言う理由で二番煎のアプリがつくりたかったのでしょうか?
儲かりそうだから? じゃあ儲からないのにそれをやる理由は何ですか?
自分にとって本当に大事な事を突き詰めるには、自分はこんな風でいたい、こんな風に見られていたいという欲望との決別が必要になります。
ある地点までに自分の純粋な欲望を見極める訓練をしておかないと 必ず不幸になります。
他人の欲望と自分の欲望を混同した人間の末路はいつも悲惨です。
そしてこの欲望は必ずお金というもの以外に帰着させるべきです。お金は手段であって目標ではありません。
金を目的にして働いて、一時的な成功はあったとしても、多くの人に尊敬される永続的な成功がもたらされることは決してありません。