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中二病でも恋がしたい13話に絶望した。

レビュー

中二病でも恋がしたい

自分の琴線に触れたアニメだった。

毎週毎週楽しみに、そして感極まってブログに思いを綴るくらいに、ハマるアニメだった。



2期があると聞いて、本当に生きる希望が湧いた。

あ、2ちゃんねるとかで同じようなこと言ってる人、嘘じゃないんだと思った。

そしてDVDの特典についている、12話以降の話。13話。前から楽しみにしていた。


高鳴る鼓動を抑えながら見た。



そして絶望した。僕は生きる希望を失った。


いやでもどこかでそうなるとわかっていたんだと思う。


でもとにかくこの思いをブログに書かないと苦しくて眠れない。




ある作品が楽しいと思うとき、そこにはコンテクストがあるから人はそれを面白いと思う。

場所、背景、関係、作品内に張り巡らされたコンテクストが濃密であればあるほどそれは作品が終わった時に感動の余韻をもたらし、一方で作品世界から現実世界に引き戻される物悲しさを生む。

当然好きな作品はもっとその世界観に浸りたいと思う。出てくる人物や世界の行く末を知りたいと思う。
作品では見られなかった登場人物の一面を見てみたいと思う。

でも、それはあくまでコンテクストの範囲内だ。

僕らはダイ・ハードでテロリストを倒した後、いままでの車の破損事故の民事裁判起こされまくって延々と裁判所通いしてるブルース・ウィリスの姿なんて見たくないはずだ。

たとえそれが限りなく実際に起こりうる可能性の高い話であったとしても。

見たいのは同じように颯爽とテロリストを倒してハッピーエンドで終わっているブルース・ウィリスの世界だったはずだ。



このアニメは一番やってはいけないことをやった。



続きが見たいという読者の言葉を真に受けて、裁判所通いしてるブルース・ウィリスを描いてしまった。



あの物語は12話で終わっておくべきだった。完璧だった。


それぞれの余韻の中にいくらでも想像上の選択肢があった。

キラキラしたコンテクストの中でいつまでもいつまでも余韻に浸ることができた。

でも、13話が存在してしまった。そして2期が存在してしまう。

それがこの物語の続きの公式の世界として存在してしまう。

あのまま二人は自転車にのってどこかに消えたままでこの世界は終わるべきだった。

でも、もうあの世界はなくなった。どこにもなくなった。


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