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8月31日に必死で夏休みの宿題をやっていた子供は一生うだつが上がらない人生を過ごし生涯を終える。

人生論

世の中には成功する人間と成功しない人間の2種類がいる。

成功はある日突然に訪れるものではない。

金×時間×才能×運=成功

の方程式であらわされるように、これら様々な要素が密接に影響しあって、はじめて成功というのは訪れるものだと思う。


ただし残念なことに、これらは自分1人ではコントロールできない要素を多分に含んでいる。

神より与えられた天性の素質。生来より約束されていた経済的に恵まれた環境。然るべきときに然るべき場所にいたという豪運。

残念なことに、才能や金や運は人によって絶対量が違う。

ただ、唯一自分が、自分の人生のうちで主体的にコントロールできるものがあるのだとしたら、それは時間、だ。

どんな人間であれ1日は同じ24時間なのだ。

唯一自分が自分の意思でコントロールできるものだからこそ、人は成功するために自分の時間に対する感度を上げなければいけない。

時間の重要さをだれにも負けないほど認識し、限られた時間を最大限に活用する意識をもたないといけない。

人生の時間の大切さにいち早く気がついた者が勝ち、だ。成功した人間は、例外なく時間を大切にしてきた人たちだ。

三つ子の魂百までとは言わないまでも、そのような人たちの「時間」への感覚は若いうちの原体験が少なからず影響している。

そんな小さな子供が、生まれてはじめて大きな目標を実現するために計画をたて時間を責任を持って自由に使う、という経験をできるのは、「夏休み」であろう。

学校という束縛から離れ、膨大な自由に使える時間。そして、それと引き替えに課される膨大な宿題。

これらをどう配分し、時間を使うか、という原体験がその人の今後の人生の行く末に大きな影響を及ぼすといっても過言ではない。

「あなたは子供の頃、夏休みの宿題をいつやるタイプだったか?」

多分、そのシンプルな質問への答えが、その人の成功への可能性を如実に表しているはずだ。

代表的にパターンをいくつか紹介しておこう。


タイプ1 「8月31日にまとめて片付ける」タイプ

今、この瞬間、必死で宿題をやっている人間。

残念ながら、これは最も成功に向いていない人種だと思う。何も考えず、休暇の快楽をむさぼり、最後の最後でツケを払おうとする人種。

自分1人ではどうにもならないものだから、宿題をすでに片付けている友人たちに借りをつくって、なんとか期限までにこなして終わらせる。

結局のところその後の人生においても「消費」側の人間になる場合が多いのだと思う。



他人に期限を決めてもらえないと行動できず、前に進めない人種。思考を放棄して、その場その場で場当たり的な行動を繰り返す人生。踊らされる大衆。そういう大多数の人間がこのタイプだ。

ビジネスにおいては、「まだできていません。」「知りませんでした。」という回数が多ければ多いほど成功しないようになっている。

そして彼らは一生うだつが上がらない人生を過ごし生涯を終えていくのだ。


タイプ2 「なるべく早く7月中に全て終わらせる」タイプ

 やっかいなことを最初に片付けようとする人間は、一見評価に値するように見える。

ただ、目の前の課題に何の疑いをもたないでこなす実直な性格がビジネスにおいては、時に命取りになることもある。

特に日本ではそういった性格を賛美する傾向があるだけに危険だ。自分が一番手として苦労して成し遂げたものが最大の評価に直結するわけではない。

本来やる必要のない宿題に無駄に時間を割いてしまったり、先駆者から聞けばすぐに解決するような問題に時間を割いてしまったりと、利益を伴わないにもかかわらずただ時間を過剰に投下したという行為自体の充実感が時に人生を蝕むこともある。

また、宿題の本来の趣旨が、長期期間中での学力の維持であり、休み明けにテストといったものが待ち構えている可能性が高いというのを考えると、後半になんらそれらに寄与するプロセスを持って来ないというのは、最悪の結果を招きかねない、愚の骨頂の行為だと言う事がわかる。

まさに努力してるのになんとなく報われないタイプ。

タイプ3 「コツコツ均等に宿題をこなしていく」タイプ

 既存のビジネスをまわしていくのに、もっとも重要なスキルがスケジュール能力である。

 スケジュールの誤りは予算の過不足に直結するし、プロジェクト自体の瓦解や成功にも直結する。

 全体の配分量とスケジュールを照らし合わせて対応できる能力を身につけた人種というのは、「管理」する能力が卓越していることの現れだ。

 いわゆる日本の受験勉強というものが本質的にもとめているスキルがこのスキルであるのだと思う。そしてまた多くの大企業や経営者でも求められる能力もこれだ。

 ただし、与えられたルールや規則の中で最大限のパフォーマンスを発揮できるということは、言い換えれば枠組みの中に縛られるということでもある。そこには悪しき慣習やルールを打ち破るイノベーションの要素は少ないと言えるだろう。まさに優等生という表現がふさわしい時間の使い方と言える。



タイプ4 「宿題をやらないで押し切る」「全ての答えを写す」タイプ

 そもそも宿題なんかやらなくていいだろう。何か問題でも? という社会通念をはじき飛ばせるタフな精神と交渉力、あるいは宿題という行為自体がその完成までのプロセスのチェック機能をもたないという欠陥を突き、どこからか答えを調達し写経のように模写して最短ルートを選ぶ着眼点。

 こういうタイプの人種は、既存の社会通念に反旗を翻し、あるいは隙間を塗って新しい仕組みをつくることが求められる起業家向きの性格といえる。

もちろんこれはただ、無理矢理良い側面を述べただけであって、大多数の人間は、反旗を翻すどころか、決められた規則を守れず社会からふるい落とされ、それに身を持って抵抗する気力もなく、その場しのぎのぱっとしない人生を終えていくのだろう。変人と天才はいつだって紙一重だ。




タイプ5 「7月中に宿題の後半部分だけを終わらせる」タイプ

 期限までに夏休みの宿題を終わらる。その目標を達成するために7月から宿題をやっている大半の人間にとって最も価値があるのは後半部分のできあがった宿題の回答である。

 まさに、8月31日に置ける問題集の後半部分の答えというのは、限定じゃんけんでいう買い占めたカードである。

 ここの部分を7月中に終わらせておけば、8月31日に多くの人が渇望する宿題の後半部分の答えを持った状況になるため、多くの人間と有利な交渉ができる。しかも問題集の前半部分が簡単な問題の反復で時間だけを食うものに対して後半部分は、実力が問われる内容でありそれらを処理しておくことで、最低限の学力も維持できる。


  圧倒的勝利っ・・・・! 勝利っ・・・! 確定っ・・・!  神よ…オレを祝福しろっ…!

 夏休みを満喫しつつ最低限の労力で最大のリターンを手に入れることができる。最も費用対効果の高い宿題のこなし方だ。こういう勘定ができる人間はいわば天性の商売人、実業家向きな気がする。




他にもいろいろ分類があると思うが、とりあえず思いついたところだけを書いた。他に何か思いつくのがあれば、ぜひ勝手につくってくれ。



え? そういう筆者のおまえはどうなんだって?



ふえぇ・・・7月に戻りたいよぅ・・・



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