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自称起業家のニートだったのに何を間違ったかIVSに出てしまったけどいろいろ限界な件

起業論

先日、京都で開催されたIVSというカンファレンスに参加してきた。

まぁ、業界は違えど、日本全国似たような大きなカンファレンスはきっとそれぞれあるのであって、このイベントもそのうちのとある業界の一つでしかないのだろうけれど、まぁ、やっぱりこのカンファレンスは僕にとってはそれなりの意味を持つものだったりする。



それはあまり全うなことを書かないこのブログにあって、IVSに端を発する記事がいくつか定期的に出てくるのが、その現れなんだと思う。


思えば、大学4年の時なんとなく自分は就職が決まっていて、将来は何か起業家を支援するようなことをしていたいなぁ〜とワクワクしていたときに見た光景。


僕がIVSでweb業界四大将から学んだ未来の魅せ方 - 拝神



今の自分は果たして関わっているメンバーにどんな景色を見せてあげられているのだろうか? 



そしてあるいは会社をやめてえいやって自分で会社を作ったものの、実質ほぼ無職みたいな感じで大学生に混じって、こっそり話を聞きに行った時の覚悟を決めた時にみた景色。




IVSに登壇していた偉大な起業家たちに、2年前から、少しだけ近づいた気がする。 - 拝神








だいたい2年に1度何か、気がつけば自分の大きな節目にはこのイベントがあったような気がする。


そんな、カンファレンスに何をどう間違ったか呼ばれて参加してきたのである。


あまり経緯を詳しく書くと、「このブログは誰が書いているの??」 という話に着地してしまって、別に無理に隠すつもりはないのだけれど、スタンスとして匿名な方が好き勝手書くのが好きなので、興味がある人は邪推するか関係者に誰かにそっと聞けばいいと思う。


IVSがすごいよということは、もうわかりきったことなので、あえて中身については書かない。実際すごかった。


今、この時、この歳の自分がこの場にいたことが他に代替できない財産なんだと思う。


かつて、4年前貧乏学生で京都に夜行バスで乗り込んで行って胸をときめかせていた自分が、今、また別の立場で同じくそこにいるということになんだか不思議な縁を感じた。確かに僕は4年前にここにいたんだ。


とまぁ、今回は、僕自身の心境についてひっそりと書いておきたいと思う。

スタートアップと言うと、急成長とかでメディアをにぎわす華やかな部分だけがクローズアップされがちだけれども、

限られたリソースのもとでサービスやプロダクトをつくっていくのは思っている以上に相当しんどい。

アイディアを考えて、人を集めて、金を集めて、物をつくって・・・

何ひとつ正解が見えない中で、ゼロから自分が判断してストーリーを全部紡いで行くのは、自分自身への精神的なプレッシャーが半端ない。


まして僕は、誰もが羨む大企業を華々しく辞めたビジネスエリートでもないし、

小学校からプログラミングしてましたとかいう天才エンジニアでもないし、

何個も事業を立ち上げては売却したシリアルアントレプレナーでもない。

そして、絶対不可欠な資本ですら雀の涙程度。

ほんとになんにもないところからスタートだった。

段差落ちたら即死亡みたいな、超スペランカー状態でサバイブしてきた。

一つボタンの掛け違いあるだけで、即破綻の中で、答えがあるわけでもなく、あれこれとギリギリの中で軌道修正して打ち手を変えて。

ギリギリのラインでお金や人を集めて、プロダクトをつくっていって。誰が褒めてくれるわけでもなく。


そういう意味で、この圧倒的ハンデ下でこれだけの環境をつくって、生きていることが、たぶん、よくやっていることなのかもしれない。多分そう簡単にはできない気がする。いや、そもそもビジネスにおけるあらゆる事象が再現性がないのだから、何の価値もないが。


ただ、正直に言ってしまうと、もう僕は限界だ。


起業家としての僕の能力は高くない。とうことをやってみてシミジミ痛感した。

これから僕が描こうとしている世界は、今の僕の幅を軽く超えている。

僕の能力では、実現できない。もう、僕個人の能力では、前に進めない。

ここまでなんとか持ってこれたのが僕の起業家としての限界なんだと思う。


ここから先は個を超えた強い共同体が必要。

そしてそれをつくりあげるのが僕に課せられたこと。

とびきり出来る人を集めて、クリエイティブな環境を作って、新しいビジネスをつくって、新しい市場をつくって、他に誰にもできない、ゲリラのようにイノベーションを生み出して、世界を大きく一歩前進させる。

会社は絶対にトップの器以上には大きくならない。 果たして自分はどれだけの器なのだろうか?


その恐怖に不安で眠れなくなる。今ここで、僕自身が大きく変わらなければ、会社としても変えられない。

ステージをすすんでも結局どこまでもスペランカー状態で突入という感じで、やっぱりしびれる。

強い共同体を作って、生み出したプロダクトやサービスで多くの人が幸せになってくれることがただ僕の望む所だ。

ただ、もうスペランカーなりに、最期の最後まで生きて生き延びて、世界を一歩前に進めたい。



また2年後のこのイベントで、僕は何を見ているのだろう。