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情弱(笑)とか言ってる人たちは一生搾取される側で人生を終えて欲しい。

こんにちは


@tokunoribenです。


最近、情弱って言葉をよく目にします。

情弱とは一体何でしょうか。


試しに情弱で検索すると

情報弱者の略称。ネットスラング。情報化社会と言われる昨今、コンピュータや携帯、スマートフォンなどを活用しきれていない人はネット上で弱者扱いされてしまう。
情弱とは - はてなキーワード http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BE%F0%BC%E5

と出てきます。


なるほど。


たしかに僕のブログを読んでくださるようなハイソな読者層の皆様にとっては


このご時世にスマートフォンを持ってないとか、SNSを使っていないとか、クラウドとか使っていない、あるいはまったく使いこなせていないというのは実に滑稽な姿ですよね。


ガラケー(笑)とかマスメディア(笑)とかに依存してて、最新の情報デバイスを使いこなせていない上に、一方方向的なメディアの情報を鵜呑みにして旧態依然的な価値観で生きてる高年齢者層って見ているだけで笑えちゃいますよね(笑)


ドヤ顔でスマートフォンやソーシャルメディアを駆使して、最新情報やサービスを使っちゃったりして


「そんな便利なのがあるなんて知らなかったわ〜」

「そんなこと初めて聞いたわ〜」



なんて相手が言おうものならもう勝ち誇った感ハンパないですよね。情報強者感ハンパないですよね。







…でも、ぶっちゃけそれでなんか生活レベルってなんか変わりました?






ライフハックだの、ソーシャルだのなんだか言ってますけど、本質的なところで何も人生変わってないですよね。



はたから見て何ら変わらない人生を送ってるのに、情弱(笑)とか言って見下してるのは本当に見ていて哀れですよね。


この国の1500兆円の金融資産の0.3%しか持ってないような自称情報強者的の20代が、金融資産の82.4%を持ってる50代以上の高齢者層を情弱(笑)だなんて馬鹿にしてる図なんてまさに皮肉以外の何者でもないですね。





だいたい、そのスマートフォンやら、ソーシャルメディアとやらで欠かさずチェックしてる情報ってなんですか?





まさか上のようなことになってないですよね?




情報強者とか言って普段見ている情報が

・○○のために読んでおくべき5つのエントリ、〜まとめ
→ネットに転がってるような情報に適当にタグ付けて整理するだけで人生変わったら幸せですよね。


・〜するための3つの方法
→そもそも、そんな方法で事態が改善するならみんな悩まないっていう事実にいつ気がつくの?。


・新しいMacなんちゃらがすごすぎる件
→Macなんちゃらは着実に進歩して薄くなっているけど、君が薄くなったものといえば頭くらいだよね。ただのbook買ってた方がよっぽどよかったんじゃない?


・〜を見て吹いたら負け
→負けてるのは君の人生なんじゃないかな。


・〜すべきたった一つのこと
→ただ、通論に反対してうまいこと言ってるだけだよね。真に受けて知ったかぶりで周囲に語ってもすぐにバレちゃうぞ。




とか見ては、情報強者気取って、永遠に同じ思考プロセスでぐるぐる回ってる、ようなものじゃないですよね?





え?もしかしてそのまま一生、生きるつもりなんですか?

これはすごいとか、このままじゃ日本はダメだとかどうのこうのとか、twitterでつぶやいて結局うだつの上がらないプログラマーで40とか迎えちゃうんですか?


違いますよね?そんな人生が送りたいわけじゃないですよね?



僕は、恥ずかしながらそんなタイプの人間でした。



でも、最近少しだけわかったことがあります。



それは、事実(fact)と真実(truth)は違う、ということです。


例えば「A社の○○という商品がよく売れている」、というのは「事実」です。

これは今のご時世、誰でも知ることはできます。twitterを日がな一日見てたら世界中のどこにいようが知ることができます。

しかしそれは表面的なものでしかありません。そして大多数の人間はその事実が自分にとって何の価値があるかが理解できないまま、すごい!とかB社終わったな!とかなんとかRTして終わりです。


「真実」は違います。


なぜ伸びているのか、昨年まではなぜ売れなかったのか、その背景には何があったのか、財務諸表ではその結果どう現れているか、文化的な背景、歴史的な背景、地理的な背景に何か要因はあるのか、過去に似たような事例はあるか、今後他社がどのようなアクションをとるか、といったように情報の取捨選択を行い、集めた情報の精度を高めるのはもちろんのこと様々な着眼点からの分析、その背景を自らの知識や経験といったバックグラウンドと照らし合わせながら自分の次の一手のための判断根拠とします。これが「真実」です。


仮に、これが金融の世界だとすると、上記の○○がよく売れているという事実を知ってA者の株に飛びついたらカモで、搾取されるだけ、というのがわかりますよね。


どのような仕事であれ、こうした本質的に物事を理解しようとしている人間とそうでない人間とでは雲泥の差があります。


そして起業して成功する、ような人間というのはほぼ例外なく「真実」を見ています。



AKB48ブームの仕掛け人として、世にその名を轟かせる秋元康氏はかつてこう述べました。

僕の好きな言葉に「止まっている時計は日に2度合う」という言葉があります。例えば、ずっと前から延々とカスミ草だけを植えている人がいるとします。自分の姿勢を決して曲げない。でも、何年か一度、カスミ草の大ブームが来て、この人は高い評価を受けるんです。一方、ただ流されて、ヒマワリだ、タンポポだと移ろう人もいる。こういう人は永遠に時代から5分遅れで走り続けるわけです。一度も時間は合わない。 2002年 秋元康 プロ論。


2002年にこの言葉を残した秋元康氏は今思うとまさに天才だと思います。


移ろいやすい事実にふりまわされず、彼は自分で導きだした確固たる真実をもとに、今の帝国を築いたわけです。



僕は幸か不幸か金融の仕事をすることになって、今まで考えたことのない、経済とか社会とか、というものを真剣に考えるようになりました。


真の情報産業は金融です。

まさに金とは情報、情報とは金、です。。

誰もが知っている、手に入る事実になんて、何の価値もなくて、追い求めるべきものは真実だけです。

そして上のステージに行けばいくほど、真実は近づいてきます。

しかしながら、真実はその価値を理解できるものでなければ、知ったところでどうにもなりません。

そのために学ばなければいけないのです。愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ、とあるように、過去の人類の叡智と反省を学ばなければいけません。

つぶさにフィードを眺めて、知ったかぶりをしている人間は一生搾取されるだけ、です。




もし冒頭にあげた情報弱者というものがあるのだとしたら、それは事実と真実の区別すらつかずに5分前を走り続けているような人間、そんな人を指すのではないでしょうか。


そしてスマートフォンとかソーシャルネットとか人類史に残るような一つの革命が一方でそうした人間の驕りや勘違いを助長するような性質があるのだとしたら、

「情弱(笑)」と、優越感に浸ってる、そんな人たちは一生真実に気がつくことなく、5分前を走り続けて、搾取される側で人生を終えてほしい。


もっともっとそんな人が増えていってほしい。そう切に願います。


僕は搾取する側にいくので。






*追記

いろんなコメントありがとうございます!

そんな意見があるなんて全然知りませんでした!

初めて聞いた意見ばっかりで参考になりました!

ほんとみなさんハンパないです!