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リブセンスの村上社長が東証1部に25歳で上場しちゃったけど、おまいらはまだ「明日までにこれまとめといて」とか「今年の忘年会ってどうなってるの?」とか言われたりしちゃってるの??

本当はこの記事を先月に書きたかったのだけどタイミングを逃して、最近村上さんの本を読んだので更新。



先月 リブセンス社の東証一部への上場が発表された。


本則市場の基準が緩和されたとはいえ、東証1部への上場はマザーズ上場とは敷居の高さが違う。訳が違う。


これはトヨタやソニーと言った日本を代表するエクセレントカンパニーと肩を並べたということだ。


25歳の新卒社員と幾ばくかも年齢かわらない若者のつくった会社が。10年もたたずして、そのステージにたどり着いたのである。


新興市場全盛期の猫も杓子もで勢いだけで年間300社近くが上場していたあの時勢とは異なり、IPO数が年間50にも満たない厳しい市場環境下での本則市場への上場は、かつての時代の寵児と持て囃され一斉を風靡したような一群の虚業会社とは異なり、この会社が、手堅く堅実に収益を生み出す「ホンモノ」の会社であることを意味している。



25歳。大学を卒業後、新卒で入社した会社で2、3年が立ち、人によっては多少決裁権が出てきたようなところじゃないだろうか。大手企業では役職を持っている人間はまだまだ少ないだろう。新入社員に議事録役を引き継いでいる頃合だ。


その一方でかたや東証一部上場企業の代表取締役である。


この差は単なる偶然だろうか? 世の中にはまぁそんな世界びっくり人間コンテストみたいな人もいるさ、と片付けられることだろうか。


答えは否であろう。


我々は、今回の事例から想像を上回る早さでのパラダイムシフトが起きている現実を直視しなければならない。


先日、ブログに書いた記事の会社の代表取締役になったというくだりに対してまだ早いんじゃないの。といったツッコミのコメントをいただいた。


確かに、一般的な大手企業においては、役職が伴いはじめて仕事に決裁権が生じ始めるいわゆる中堅社員のランクに位置するのでも20代も終わりにさしかかるころ、である。


22歳に入社したとして約8年程度。なぜ最近の若者は3年で辞めるのかと揶揄されるように、一般的な企業組織においてはこの程度の年齢がビジネスの舵取りを行う上でまともな人材ということになるのである。


多くの人にとって、このタイムスパンが当たり前である以上、3年以内に入った会社を辞めることはメインストリームから転げ落ちたアウトローなのである。


僕も一応世間一般的には一流と呼ばれる大学を卒業して新卒では大手金融機関に就職したものの1年間かそこらでおさらばして自称会社役員にジョブチェンジしてしまったため、世間一般的にはアウトローである。もう数年か経験を積んで独立するや、キャリアを選ぶという選択肢もあるのだろうが、僕はまったく時期尚早だとは思っていない。


なぜなら今日において一番重要な要素は経験やお金ではなく、早さと若さだからである。


現代のこの環境下において、時間と年齢を無為に過ごす事がどれだけリスクだろうか。


大学を卒業してそれなりにビジネスマンとして8年間というものがどのくらいの重みかわかりやすいように今の生活を基準に考えてみよう。

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デジタルネイティブと呼ばれる20代かそこらの同世代にとっては何ひとつ、何ら違和感のない日常の生活である。

ただ、ここにあるサービスの全ては8年前、


あなたが今30も前半にさしかかろうとしているのであれば、大学卒業を控えやれキャリアだの何だの言ってるときには、


全てこの世に存在していない。


そうどれのひとつも、


この世に存在していない。


たった8年前にタイムスリップするだけで、この上に書いた生活は、誰にも理解してもらえないのだ。笑われるのだ。


この事実にもっと衝撃をもつべきだと思う。


日常生活ですらこれくらいのパラダイムシフトが起きているのにいわんやビジネスをや。である。


この8年間の間にそれくらいの速度でパラダイムシフトが起きているのに、40年間働くことが前提、あるいはそうでないにせよそのような環境下で仕事を行っていた人々がマジョリティを占め、制度もそういったたぐいの人たちに有利にできている会社で働いてその価値観に染まることがどれだけリスクかということにどうして考えが及ばないんだろう。


そもそも就職活動の「御社ではたらく人々に魅力を感じて志望云々」とかいうセリフは意味不明で大嫌いだった。
なんでちょろっちょろと会ったようなだけのにーちゃんとかねーちゃんが人あたりよさそうだったとか、輝いてたとか意味不明な理由で進路選んだりするんだろう。それでその先輩みたいな人たちに「早くあがってこいよ。俺のとこまで。」みたいな地獄のミサワオーラ全開の環境下で先輩ぱねぇっすとか言って働くんでしょ? だったらもうその先輩から絵とか壷買わされた方が時間をロスしない分まだマシだと思う。


かたや取締役会で議長をして事業計画を立て株主総会をどう乗り切るかを考えている一方で忘年会の慣習がどうのこうのだのやってたり、まずは若手は雑巾がけだとか言って、くそどうでもいい資料つくったり、縁も所縁もない地方や外国で働いて歯車みたな仕事をして旧態依然の価値観でそれに何ら疑問を抱かない人たちって、何を考えてるんだろう?? 


なんか罰ゲームでもやらされてるの?? それかそういう性的嗜好の持ち主か何かなの?? それとも源泉徴収で税金をおさめるのが趣味か何かなの??



今までの8年間以上にこれからの8年間はもっと、急速に変わるだろう。


それがどんなものかは誰にもわからない。正解はない。


ただ、ひとつ事実なのは気がついた人はみんな行動を起こしている、それも周囲がまだ後ろ指をさしているときに、ということだ。